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「余白にも注目して」 現代美術展、書と彫刻で作品解説

4/13(木) 1:39配信

北國新聞社

 金沢市の石川県立美術館と金沢21世紀美術館で開催中の第73回現代美術展は12日、書と彫刻部門の作品解説が行われた。書の解説を担当した県美術文化協会常任委員の三藤観映(かんえい)さんは、「線だけでなく、余白にも注目してほしい」と鑑賞のポイントを語った。

 三藤さんは「一本の線で、どのように余白を斬るかを常に考えている。線一本一本が表現する強さや緊張感、柔らかさを感じてほしい」と解説した。満足できる作品が仕上がるまで、100枚以上書き直すこともあると語り、会場を訪れた愛好者に「積み重ねが書をつくる」と助言した。

 彫刻を解説した県美文協常任委員の土井宏二さんは、粘土や木、石こうなど、多彩な素材について説明した。紙を使った一般部門の入選作などを例に「自由な発想の作品をもっとたくさん見たい」と期待を込めた。

 この日は、県工高のテキスタイル工学科の3年生、同デザイン科の1年生が団体鑑賞に訪れた。

 【きょうの作品解説】

 ▽午前10時半~ 土田貴夫(写真)▽午後1時~ 戸田博子(日本画)

北國新聞社

最終更新:4/13(木) 1:39
北國新聞社