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森田知事防犯ボックス増設へ…千葉小3女児殺害受け

日刊スポーツ 4/13(木) 16:39配信

 千葉県の森田健作知事は13日、地域の防犯強化に向けた県独自の取り組み「防犯ボックス」を、今後さらに増設していく意向を示した。

【写真】熱弁を振るう森田健作知事

 今年3月、同県松戸市でベトナム国籍の小3女児が殺害されているのが見つかった事件を受け、「子どもたちをこんな目に遭わせてはならない」と訴えた。

 千葉県の「防犯ボックス」は、警察官OBが建物に待機しながら、地域と協力してパトロールなどを行う仕組み。2013年11月から試験運用的に始まり、これまでに千葉、市川など4市に設置されている。

 この日、新たに八街(やちまた)市のJR八街駅前に、防犯ボックスが設置され、森田氏は開所式に出席した。あいさつで、3月の女児殺害事件に触れ「悲惨な事件で、やり切れない思いだ」と述べた。その上で「交番をひとつ設置するのに、3000万円かかるといわれるが、防犯ボックスは300万~400万円で、できる。それに市民、県民の皆さんにとって、交番は少し敷居が高いと思われるかもしれないが、防犯ボックスなら気軽に相談にいけるのではないか」と、利点をアピールした。

 千葉や市川のケースでは、防犯ボックスを設置後、窃盗などの被害が6割減少したとして、「置くことで、事件の抑止力にもなる」と強調。今後、県内の防犯ボックスを「1つ1つつくり、交番増設にも努力したい」と述べた。

 同県では、2020年東京五輪・パラリンピックに伴い、県内施設で7競技の開催が予定されている。森田氏はこれまでにも、多くの外国人が県内を訪れることを想定して、防犯ボックス活用拡大の意義を主張している。

最終更新:4/13(木) 17:25

日刊スポーツ