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米バークシャー、ウェルズFの持ち株比率引き下げ-規制上の問題で

Bloomberg 4/13(木) 10:16配信

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイは、保有するウェルズ・ファーゴ株の持ち株比率を10%未満に引き下げる。米連邦準備制度はバークシャーに対し、10%以上の比率を維持する場合はウェルズ・ファーゴとのビジネスが制限される可能性を指摘していた。

バークシャーの12日の発表資料によれば、同社は今週、ウェルズ・ファーゴ株713万株を売却した。近く187万株を追加処分する計画だという。バークシャーの年次報告書によれば、昨年末時点では同行株を約5億株保有、その時価総額は270億ドル(約2兆9500億円)強だった。

バークシャーは今回の売却について、「投資やバリュエーション(株価評価)を考慮した結果ではない」とし、銀行に対する影響力の観点で当局が問題視し始める「10%よりも低い水準に持ち株比率を戻したいというのが唯一の動機だ」と説明した。

同社は昨年の当局への届け出で、ウェルズ・ファーゴの自社株買いに伴い、持ち株比率が10%に達したと開示。この割合を拡大させる申請も行ったが、その際に他行と合併させたり事業戦略および構造を大きく変えるつもりはないと説明していた。

連邦準備制度はコメントを控えた。ウェルズ・ファーゴの広報担当、マーク・フォーク氏は電子メールで、バークシャーが同行にこれまで示してきた信頼感に謝意を示した上で、「今後の関係継続を楽しみにしている」と述べた。

原題:Berkshire Cuts Wells Fargo Stake to Get Below Fed’s Limit (2)(抜粋)

Katherine Chiglinsky

最終更新:4/13(木) 10:16

Bloomberg