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【個別銘柄】決算低調イオンやローソン下落、グリーやサイゼリヤ上昇

Bloomberg 4/13(木) 11:40配信

13日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

イオン(8267):前日比4.4%安の1591.5円。12日に発表した2018年2月期営業利益計画は前期比5.6%増の1950億円と市場予想の1997億円を下回った。スーパー事業のイオンリテールやダイエーの収益構造改革を完遂するなどとした中期経営計画も公表したが、SMBC日興証券は、数値目標の発表がない上、具体的な施策に欠けると指摘。同中計を評価するのは時期尚早とした。

ローソン(2651):5.7%安の7430円。18年2月期営業利益は前期比7.1%減の685億円の見通しと12日に発表。市場予想の742億円を下回った。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、今回の決算が株価に与える影響はネガティブと指摘。従来の既存店の質を重視した安定成長志向から量的拡大志向へ急激かつ大幅に転換した印象を強く受ける、とした。

グリー(3632):7.6%高の764円。調査会社アップアニーによると、12日から配信を開始したスマートフォン用新作ゲーム「アナザーエデン 時空を超える猫」が、同日時点のiOSアプリ国内ランキングでダウンロード数がゲームカテゴリーで2位、全体でも6位となった。いちよし経済研究所の納博司アナリストは、ダウンロードランキングで上位にあり、アイテム課金型なので今後の収益貢献が期待されているのではないかと指摘した。サイゼリヤ(7581):7.4%高の3005円。16年9月-17年2月期営業利益は前年同期比44%増の46億3800万円だったと12日に発表した。43億円と見込んでいたゴールドマン・サックス証券は、業績は想定以上と指摘した上で、国内事業が堅調、中国事業も回復がみえつつあると評価した。会社側は17年8月通期の営業利益計画を93億円から前期比22%増の110億円に上方修正した。

昭和電工(4004):4.9%安の1725円。岩井コスモ証券の斎藤和嘉シニアアナリストは、子会社の不正会計問題などで機関投資家を中心に同社株をポートフォリオから除外しようという動きが広がる中、北朝鮮情勢緊迫化で韓国ビジネスに不透明感が出始めているのではないか、と指摘した。同氏によると、昭電工は韓国サムスン電子向けなどに半導体材料ガスを供給、同ビジネスを拡大しようとしていた矢先だった。

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最終更新:4/13(木) 15:19

Bloomberg