ここから本文です

巨人、二塁マギー&三塁村田の苦肉策 先発連続KO超攻撃的布陣

夕刊フジ 4/14(金) 16:56配信

 巨人は新助っ人ケーシー・マギー内野手(34)=米大リーグ・タイガース=が二塁、村田修一内野手(36)が三塁で共存する超攻撃的布陣を実戦投入した。守備力の低下を覚悟した、ノーガードの打ち合い上等の重量打線。破壊力満点ではあるのだが…。

 12日の広島戦(東京ドーム)で5点を追う5回1死二、三塁の好機に村田が代打で登場。左翼ポール際へ1号3ランをたたき込んだ。

 「ああいうところで仕事をするために代打をやっている」と胸を張ったが、ダイヤモンドを1周してベンチに戻ると意外な指示が出た。6回から今季初めて三塁の守備に入ったのだ。昨季本塁打、打点でチーム2冠王の村田だが、今季は三塁の定位置をマギーに奪われている。この日は打撃戦に持ち込むべく、マギーを三塁から二塁へ回し、初めて両雄が内野で並び立った。

 高橋監督は「攻撃しなくちゃいけないのでね。キャンプで少しやりましたし。(マギーは二塁手の)経験もあるみたいだし」と説明。「今日みたいなときには」と今後の“発動”にも含みを持たせた。

 メジャーで23試合の二塁手経験があるマギーは「三塁より気をつけることは多いが、打球を処理するのは変わらない」。バントシフトを含め3度の守備機会を無難にこなした。井端内野守備走塁コーチは「開幕前にサインプレーの確認はした。アウトのゴロはさばける」と及第点。今後も「あると思う。点を取りに行くときには」と前向きだ。一方、村田ヘッドコーチは「あんなの苦肉の策や」とそっけなかった。

 過去にも巨人では、本来一塁手のマルティネスやペタジーニを、正一塁手の清原と共存させるために左翼で先発させたことがあるが、守乱で定着はしなかった。

 井端コーチも現時点では、マギーの二塁先発は「想定していない」。とはいえ、広島に2試合連続9失点で連敗。望ましい事態ではないが、先発陣の序盤KOが頻発するようなら、村田とマギーの先発そろい踏みが実現するかもしれない。 (笹森倫)

最終更新:4/14(金) 16:56

夕刊フジ