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欧州市場サマリー(13日)

ロイター 4/14(金) 3:45配信

[13日 ロイター] - <為替> ドルがトランプ米大統領の通貨高けん制発言を受けた急落から回復、対円では109円台前半まで戻している。市場ではドル売りは行き過ぎとの見方が広がった。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 下落して取引を終えた。金融とエネルギー株が売られたほか、配当落ち銘柄の値下がりが重しとなった。この日は祝日を前に薄商いだった。

金融株はFT100種を10ポイント近く押し下げ、最大の押し下げ要因となった。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>とスタンダード・チャータード(スタンチャート)<STAN.L>、HSBC<HSBA.L>は1.3%から1.7%の下落幅だった。

チャールズ・ハノーバー・インベストメンツの投資顧問マネージャー、ジョナサン・ ロイ氏は「考えられる唯一の要因は、業界に対する悲観的な見方がやや戻ってきていることだ。こうした銀行のトップらがまだ退廃しており、全てが良好でないという見方だ」と述べ、バークレイズ<BARC.L>の内部告発について英規制当局が同行最高経営責任者(CEO)の対応に問題がなかったかを調査しているとの週初めの報道に言及した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 下落して取引を終えた。銀行株が値下がりし、全体を押し下げた。

STOXX欧州600種指数<.STOXX>は週間ベースで約0.2%低下し、3週間ぶりにマイナスへ転じた。

この日の銀行株指数<.SX7P> は1.18%低下し、5週間ぶりの低水準。5営業日続落で、中でもスペインの銀行バンコ・ポピュラール<POP.MC>とオーストリアのライファイゼン・バンク・インターナショナル(RBI)<RBIV.VI>が3.6%と5.5%それぞれ下落した。

ユニオン・バンケール・プリベ (UBP)の最高投資責任者(CIO)、ノーマン・ ビラミン氏は「世界的なリフレ取引は終わっており、好調だった銀行株が値を下げている」と述べた。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> トランプ米大統領が前日、米連邦準備理事会(FRB)が金利を低水準にとどめることを望むと述べたことを受け、格付けの高いユーロ加盟国の国債利回りが低下した。

トランプ大統領は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のインタビューで金利が引き続き低水準にあることを望むと発言。これを受けオーバーナイトの取引で米国債利回りが低下、欧州取引ではドイツ、オランダ、フィンランドなどの格付けが高い国の国債利回りが低下した。

コメルツ銀行のストラテジスト、デビッド・シュナウツ氏は「独連邦債は前日終盤の米国債の動きに追随している」と指摘。独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは一時0.16%と、1月初旬以来の水準に低下。ただその後は4月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予想外に上昇したことを受けた米国債利回りの動きに追随し、独連邦債利回りは下げ幅を縮小した。ただなお2ベーシスポイント(bp)低い水準にある。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

最終更新:4/14(金) 3:50

ロイター