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10代啓発へ試行錯誤 ミニ統一選で静岡県内選管

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 4/14(金) 8:05配信

 16日に投開票される18歳選挙権導入後初めてのミニ統一選。磐田、掛川、袋井、伊豆の国、西伊豆5市町の首長・議員選で18~19歳が一票を投じる。ただ新学期が始まって間もなく、18歳を迎えた高校3年生は限られる上、全県を対象とした選挙でもないため、高校や大学など学校単位での啓発は難しいのが実情。市町選管は6月の知事選も見据え、若年層の投票率向上へ試行錯誤を続けている。

 「税金の使い道を決めるのは選挙で選ばれた政治家」「若者が投票しないと、高齢者向けの施策を訴える候補者が多くなってしまう」-。県選管と袋井市選管が6日に静岡理工科大(同市)で開いた新入生対象の選挙セミナー。約400人が説明に耳を傾けた。

 袋井市議選への一票も呼び掛けられたが、同市の男子学生(18)は「参院選には足を運んだ。でも、市議選は、自分が投票しても市の何かが変わるという期待が持てない」と、投票に行くかを決めかねている様子だ。

 各市町の選管は状況の打開に向け、若い世代の関心を高めるための取り組みを打ち出している。

 「大学はさまざまな地域から通っているので、ミニ統一選に限った啓発はやりづらい」(磐田市選管の担当者)。それならば―と、同市選管は投票所の事務補助に大学生を募集した。掛川市選管は2月にフェイスブックのページを開設。担当者は「18、19歳のみならず、より若い人にも選挙を身近に感じてもらいたい」と企画の意図を説明し、「ミニ統一選時点で選挙権が無くても、投票機会は必ず訪れる」と若者への情報発信の重要性を強調する。袋井市選管では4コマ漫画の啓発動画も制作し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。

静岡新聞社

最終更新:4/14(金) 8:05

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS