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遺族ら、200人超の冥福祈る=「歩きだすことが犠牲者の望み」―熊本県で追悼式

時事通信 4/14(金) 4:11配信

 熊本地震の前震から1年となる14日、熊本県主催の追悼式が県庁で行われた。

 遺族99人や県職員ら計365人が参列。犠牲者の冥福を祈るとともに、熊本の新たな再生を誓った。

 式典では、まず参列者全員が1分間黙とう。来賓の安倍晋三首相が「被災者一人一人の気持ちに寄り添い、復興を実現するため政府一丸となり全力で取り組む」と言葉を述べた。また、地震後の車中泊の影響で母を亡くした熊本市の冨永真由美さん(58)が遺族を代表し、「私たち遺族が少しでも前を向き、元気に歩きだすことが亡くなった方々の望みではないか」と思いを語った。

 参列者は、白や紫など一面の花で飾られた祭壇の前で献花し、犠牲者に手を合わせた。ハンカチで涙を拭う遺族の姿も見られた。

 式典後、蒲島郁夫県知事は「仮設入居者が快適に暮らし、孤独にならないように対応する」と語った。

 県によると、建物倒壊による圧死などの直接死は50人。避難生活による病気悪化で死亡するなどした関連死も合わせると、震災による県内の犠牲者は13日時点で222人に上る。

 式典に先立ち、県は午前6時に大地震が発生したとの想定で職員の参集訓練を実施。非常時の対応などを確認した。 

最終更新:4/14(金) 12:21

時事通信