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ウォール街「恐れ知らずの少女」像、雄牛像の製作者が撤去求める

ロイター 4/14(金) 9:32配信

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米ウォール街の象徴である雄牛の銅像「チャージング・ブル」の前に設置された「恐れ知らずの少女」の像の展示を2018年2月まで延長するとのニューヨーク市の決定に対し、雄牛の製作者アルトゥーロ・ディ・モディカさんが抗議を表明した。少女の像は雄牛像の意味を変質させ、ディ・モディカさんの作品上の法的権利を侵していると訴えた。

ディ・モディカさんの弁護士は12日、インタビューで「ディ・モディカさんに(事前に)相談があってしかるべきだが、相談はなかった。著作権および登録商標に対する抵触の問題がある」と述べ、少女像の移動と、権利侵害に対する損害賠償を求めるとした。

ディ・モディカさんは記者会見で、自分は雄牛の像を前向きな象徴と捕えているのに、少女像の登場によって雄牛が悪者にされたと主張。「まったくひどい」と怒りを表した。

これに対し、ニューヨークのデブラシオ市長はツイッターで「女性が一定の場所を占めることを好まない男性の存在こそが、少女の像が必要な理由だ」と述べた。

最終更新:4/14(金) 9:32

ロイター