ここから本文です

【巨人】高木勇、救世主だ!昇格即5回2/3回を無安打0封

スポーツ報知 4/14(金) 6:06配信

◆巨人5―11広島(13日・東京ド―ム)

 後悔だけはしたくなかった。全ての塁に走者がいるのはあの時と同じ。高木勇は雑念を捨てて腕を振った。2回2死満塁。小窪を2球で追い込み、チェンジアップで二飛。「クリアな精神状態でしっかり打者と勝負できた」。1点ビハインドのこの回途中から吉川光に代わり緊急登板し、7回まで5回2/3、82球を投げ無失点のロングリリーフ。初回6連打の広島打線を無安打に封じた。

 2軍では3戦3勝、防御率0・39、23イニングで無四球。完封勝利した8日の楽天戦(G球場)から中4日のこの日、2軍が練習するG球場で1軍行きを知った。ブルペンの救世主としての昇格。「とにかく必死に投げた」と飢えていた1軍のマウンドで躍動した。

 2月のキャンプは1軍だったが、紅白戦で満塁から押し出し四球を出し即2軍降格。「結果を気にしすぎた」と後悔した。ファームでは小谷巡回投手コーチに「変化球でかわすな」、豊田2軍コーチには「いいところがあるから大丈夫だ」と背中を押された。「意図のある球を投げる」とストライク先行の攻めの投球を思い出し、よみがえった。

 由伸監督は「次につながるいい投球だった」とたたえた。今後は先発も含め起用法に幅が広がった。苦しい時期を支えてくれた2軍首脳陣への感謝を白球に込め、高木勇のプロ3年目が開幕した。(片岡 優帆)

最終更新:4/14(金) 23:36

スポーツ報知