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【阪神】前回大荒れ藤浪がなぜ8回1四球と変身? 理由を探る

スポーツ報知 4/14(金) 5:47配信

◆DeNA1―4阪神(13日・横浜スタジアム)

 阪神が藤浪の快投で今季初の3連勝を飾り、2位に浮上した。4日のヤクルト戦で9四死球の乱調だった若きエースが、8回を6安打1四球で1失点。9回に味方打線が3点を勝ち越し、今季初勝利が転がり込んだ。DeNA戦はこれで15年シーズンから自身7連勝。チームは貯金を今季最多の2とした。

【写真】3連勝したナインをハイタッチで迎える金本監督

 勝ち越しの瞬間、藤浪はベンチで何度も手をたたいた。同点の9回表。代打を送られ交代したが、味方が3点を奪い、8回1失点で今季初勝利。「とりあえずスタートを切れてよかった。前回調子が悪すぎたので、しっかり投げたいと思っていた」。チームを今季初の3連勝と2位浮上に導いた快投をかみしめた。

 昨季7勝止まりだった反省から、今季は新スタイルを模索してきた。侍ジャパンにも選ばれ、外国人打者に「力勝負ではかなわない」と考え、キャンプから変化球と制球を重視した。しかし、今季初登板だった4日のヤクルト戦で乱闘の引き金となる死球を与えるなど9四死球の大乱調。金本監督から「コントロール投手じゃない。勘違いしている」と荒々しさすら失った惨状に苦言を呈されていた。

 それでも前に進んだ。セット時のグラブの位置を胸から腰の位置まで下げ、バランスとリズムを修正。直球も最速153キロと力を入れて投げる場面と、140キロ後半でコースをつく場面を使い分けた。四球は1つのみ。金本監督にも「ほぼ完璧」と合格点をもらった。

 今月1日、母校の大阪桐蔭がセンバツで優勝。大会中に宿舎へ出向くなど気にかけた後輩たちが頂点に立った。自身が高校時代、西谷監督からセンバツV時に「この瞬間から、夏(の甲子園)が始まっている」と言葉をかけられたのを思い出し、身が引き締まった。

 12日に23歳の誕生日を迎えたばかりで「気持ち新たにマウンドに上がり、勝つことができてよかった。次も続けられるように」とうなずいた右腕。その表情に満足した様子はなく、すぐ次の登板へと思いをはせていた。(金川 誉)

最終更新:4/14(金) 8:42

スポーツ報知

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