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花束、焼香の同級生も=リンさん宅、早過ぎる死悼み―児童集団下校続く・千葉

時事通信 4/14(金) 18:28配信

 千葉県松戸市の市立六実第二小3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)殺害事件で、同小の保護者会会長、渋谷恭正容疑者(46)が死体遺棄容疑で逮捕された14日、リンさんの自宅では改めて早過ぎる死を悼み、花束を届ける女性や焼香に訪れる同級生らの姿が見られた。

 
 長男がリンさんと同じクラスで、家族ぐるみの付き合いだったという自営業の渡辺広さん(44)は、「逮捕を報告しに来た」と声を落とし、リンさんについて「普通の3年生。時々鼻歌を歌っていた」と振り返った。最後に見掛けたのは昨年のマラソン大会で、一生懸命に走っている姿を覚えているという。

 一緒に焼香した長男は、うつむき、母親に背中を押されるようにしてリンさん宅を後にした。渡辺さんによると、長男は事件後、ふさぎがちだったが、春休みが明けて学校が始まるとともに元気を取り戻しつつあったという。

 リンさん宅を探すようにして歩いて訪れた女性は、黙って門の前に花束を手向け、何かを祈るように頭を下げていた。

 同小ではこの日も児童らが教員に連れられ、次々と集団下校した。迎えに訪れた保護者らは一様に硬い表情を浮かべ、報道陣の取材にも「話すことはありません」と言葉少な。午後3時すぎ、児童らが教員に引率されて校門から姿を見せると、口々に子どもたちの名前を呼び、寄り添うようにして家路を急いだ。 

最終更新:4/14(金) 19:26

時事通信