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「誰でも知ってる存在」=保護者会長、続投予定―渋谷容疑者

時事通信 4/14(金) 19:00配信

 レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)の遺体が見つかった事件で、逮捕された渋谷恭正容疑者(46)は、リンさんの通う千葉県松戸市立六実第二小学校で保護者会「二小会」の会長を務め、入学式であいさつするなど「保護者なら誰でも知っている」(近隣住民)存在だった。

 子ども2人がリンさんと同じ小学校に通っており、児童らの登校の見守り活動にも参加していた。

 近隣住民や捜査関係者によると、渋谷容疑者は同居する女性と実子2人の4人暮らし。東武野田線六実駅前にあるマンションのオーナーで、同マンションの4階に居住していた。

 松戸市教育委員会によると、渋谷容疑者は昨年4月から二小会の会長になり、今年度も続ける予定だった。事件後に開かれた緊急の保護者会やパトロールに参加し、今月の入学式では児童へのあいさつもしていた。昨年6月からは市の少年補導員も務め、少年のたまり場を巡回するなどしていたという。

 子どもがリンさんと同級生という近所の女性によると、渋谷容疑者は朝早く自分の子どもの手を引いて通学させた後、リンさんの通学路で見守り活動をしていた。登校してくる児童らに「車に気を付けるように」などと声を掛け、逮捕前日の朝も普段と変わらず活動していたという。この女性は「子煩悩で、『イクメン』というイメージだった」と驚いた様子だった。

 一方、近所に住む別の40代の女性は「いつもキーホルダーをじゃらじゃらさせて気味が悪いので、あまり関わりたくなかった。土地を持っているから暇つぶしで会長になったのかと思っていた」と明かす。会長になってからは「歯向かう人は一人一人面談する」と宣言して他のメンバーから疎まれていたといい、「二小会の顔になってほしくないと思っていた」と話した。 

最終更新:4/14(金) 20:02

時事通信