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エコカーにも目配り=将来の成長見据え―NY自動車ショー

時事通信 4/14(金) 23:14配信

 【ニューヨーク時事】14日に一般公開が始まったニューヨーク国際自動車ショーでは、人気が続くスポーツ用多目的車(SUV)と並び、エコカーの出展も目立つ。

 トランプ米政権の環境規制緩和方針が逆風になる可能性があるものの、将来的なエコカー需要の高まりを見据えた各社の戦略がうかがえる。

 ホンダは、燃料電池車(FCV)のみだった「クラリティ」に加わる、同じ車台の電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)を初公開。韓国・現代自動車は、高級車ブランド「ジェネシス」から新型FCVのコンセプト車を出展し、独BMWは、異なる車種のPHVモデルを集めて展示した。

 米国では、近年の原油安で消費者の大型車回帰が定着、エコカー販売は苦戦が続く。しかし、各社がエコカー市場に寄せる期待はなお大きい。米最大の新車市場であるカリフォルニア州が環境規制に積極的なことや、若年層の意識の高さ、不安定な原油価格などが背景にある。

 トランプ氏は規制緩和を目指すが、「世界的な規制強化の流れの中で、エコカー戦略が変わることはない」(業界筋)との見方が優勢だ。

 大型車に強みを持つ米フォード・モーターも1月、今後5年で7車種のエコカーを投入すると発表。主力の小型トラック「F150」にはハイブリッドモデルが加わる。フィールズ最高経営責任者(CEO)は12日、エコカーへの投資について「将来の成功のために種をまいている」と語った。 

最終更新:4/14(金) 23:19

時事通信