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「ISの重要潜伏場所を破壊」米のアフガン空爆、構成員36人死亡

産経新聞 4/14(金) 20:20配信

 【ニューデリー=岩田智雄】アフガニスタンで米軍が大規模爆風爆弾(MOAB)の「GBU43」を投下したことを受け、アフガン国防省は14日、この空爆でイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の構成員36人が死亡したと発表した。

 空爆は、アフガン治安部隊の協力のもとで行われ、トンネルを備えた潜伏場所3カ所と、小型および大型の大量の武器が破壊された。一般市民の犠牲者はいないとしている。

 投下現場となったナンガルハル州のコギャニ州政府報道官は産経新聞の電話取材に対し、「ISの非常に重要で最大の潜伏場所が破壊され、ISの指導者が殺された」と空爆を高く評価した。

 また、コギャニ氏は「この潜伏場所はこれまで、何度も米無人機の攻撃を受けてきた。完全に破壊し、テロリスト全員を排除するためには、より大規模な攻撃が必要だった。この地域には、一般市民は住んでいない」と述べた。

 地元部族長のハジ・サリーン・カーン氏は「巨大な爆発音が周辺地域にも響き、山間部から大きな煙が上がったのが見えた。空爆地点の一般市民は、ISから逃れてすでに避難していた」と語った。別の地元住民はロイター通信に、IS構成員はアラブ人やパキスタン人、中国人、アフガン人だったと明らかにした。

 ISはイスラム原理主義勢力タリバンと対立し、首都カブールなどで大規模テロを何度も起こしている。

最終更新:4/14(金) 20:20

産経新聞