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五穀豊穣願う伝統の舞 能郷の能・狂言

岐阜新聞Web 4/14(金) 8:12配信

 岐阜県本巣市根尾能郷の白山神社で13日、600年ほど前から伝わるとされる神事芸能「能郷の能・狂言」(国重要無形民俗文化財)が奉納された。
 毎年4月13日に行われる祭礼で、五穀豊穣(ほうじょう)などを願い上演される。猿楽衆と呼ばれる地元の16戸が世襲で継承してきたが、現在は地元の住民や出身者ら10~70代の男性でつくる保存会(松葉八郎会長)が受け継いでいる。現代の能よりも古い時代の名残をとどめているという。
 装束に身を包み、面をかぶった会員が能で「難波(なにわ)」「羅生門」、狂言で「宝槌(づつ)」などを演じ、多くの観衆が伝統芸能の世界に浸った。
 妻と訪れた男性(67)=岐阜市=は「皆さんが伝統を守り、熱心に演じている姿に感動した」と話した。

岐阜新聞社

最終更新:4/14(金) 11:04

岐阜新聞Web