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往年の名車、里帰り 14代渡辺甚吉氏の名刻む

岐阜新聞Web 4/14(金) 9:29配信

 「渡辺甚吉」の名が刻まれた往年の名車が岐阜へ-。岐阜市名誉市民の14代渡辺甚吉氏(1906~72年)が日本へと持ち込んだ1928年製のイギリス車「インヴィクタ」が13日、市役所を訪れ、流麗な車体と響くエンジン音が来庁者らの注目を集めた。
 14代甚吉氏は十六銀行初代頭取の12代甚吉氏の孫。同行で取締役などを務めた事業家で、岐阜薬科大の設立に巨額の寄付をした。
 車は30年に欧州で購入したとされ、車体側面に朱色で名前が記されている。所有する東京都の歯科医師竹元京人さん(62)らによると、戦後に米国で修復、90年代に高山市の愛好家が所有したが再び海を渡り、竹元さんは昨年、ドイツの愛好家から譲り受けた。クラシックカーレース参戦のため名古屋を訪れるのに合わせ、車を里帰りさせようと岐阜に立ち寄った。
 細江茂光市長は「岐阜の歴史を感じさせる車」と感嘆。同行役員が竹元さんに花束を手渡した。

岐阜新聞社

最終更新:4/14(金) 11:44

岐阜新聞Web