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墨俣一夜城の金しゃち窃盗未遂 ケースにひび

岐阜新聞Web 4/14(金) 9:30配信

 13日午前3時20分ごろ、岐阜県大垣市墨俣町墨俣の墨俣一夜城(市墨俣歴史資料館)で、警備会社から「警備の機械が反応した」と大垣署に通報があった。署員が駆け付けたところ、1階展示室にある金のしゃちほこが入ったガラスケースにひびが入っていた。しゃちほこは無事で、署は窃盗未遂事件として調べている。しゃちほこは過去に2度、盗難の被害に遭っている。
 署や市によると、資料館入り口の木製扉の鍵が壊され、さらに自動ドアの格子ガラスが破られていた。ケースには、棒状の物でたたき割ろうとしたような複数のひびが入っていた。資料館は夜間無人だった。
 しゃちほこは、城の屋根にあるしゃちほこの5分の1サイズで、高さ約24センチの雄と雌の一対。24金の金ぱくが表面に張られ、城のシンボルとして展示されていた。
 しゃちほこは2002年3月に雄雌一対が盗まれ、当時の墨俣町が約800万円をかけて再び制作。展示台に固定するようにしたが、06年10月にケースの枠をバールのようなもので開けられ、雌の腹びれなどが盗まれた。その後、盗まれた部分を補修。ケースを強化ガラスにして外側から外せないようにし、警備を強化していた。
 市文化振興課の中井正幸課長は「犯人に憤りを感じる。狙われたのはこれで3度目で、今後も展示するかを含めて検討したい」と話している。

岐阜新聞社

最終更新:4/14(金) 11:47

岐阜新聞Web