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支笏湖丸駒温泉の天然露天風呂 春恒例の特別清掃-千歳

苫小牧民報 4/14(金) 16:25配信

 千歳市幌美内の丸駒温泉旅館は13日、支笏湖に面した天然露天風呂で、湯を抜いての特別清掃を行った。残雪を冠した山並みが一望できる風呂で5人がかりの作業が繰り広げられた。

 天然露天風呂は支笏湖の水位と比例して湯の深さも上下する特徴がある。水位が高いときに湯を抜くと、支笏湖の水圧で露天風呂と湖を隔てる石垣が壊れる可能性があるため、毎年最も支笏湖の水位が低くなる春先に作業を行う。

 清掃作業は常時実施しているが、湯を完全に抜いて取り組む清掃は年に1度の同旅館の春の恒例行事。

 雪がちらつく中、従業員スタッフらで作業した。ポンプで湯をくみ出し、砂利をシャベルでさらい、デッキブラシで岩をこするなどした。また勢いよく高圧の水を掛け、砂利などについた湯の花やコケを取り除いた。

 高い時期は深さ160センチ近くにもなる天然露天風呂。現在は支笏湖の水位低下で、湯の深さは20~30センチ程度と足湯並みだが「これも大自然の野趣」と楽しむ入浴客は多い。

 同旅館の吉田泰成宿泊課長は「16日には湖水開きもあり、支笏湖の観光シーズンに露天風呂をお楽しみいただきたい。湯の高さが低い時期、高い時期と、それぞれ違う感覚を味わえます」と勧めている。

最終更新:4/15(土) 12:03

苫小牧民報