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子どもの食物アレルギー、症状や受診の目安

4/14(金) 16:02配信

ベネッセ 教育情報サイト

アレルギーを引き起こす物質は「アレルゲン」。アレルゲンは、食べ物にもあります。それが食物アレルギーの原因になります。代表的なものは、鶏卵・乳製品・小麦など。とくに食物アレルギーが多く見られる乳幼児。子どもをアレルゲンから守るために、その症状と受診の目安を知っておきましょう。

乳幼児に多く見られる食物アレルギー

食物アレルギーは、赤ちゃんに多く、10人にひとりにアレルギー症状がみられると言われるそうです。それは、赤ちゃんの体は、消化機能が未熟なため。食べ物に含まれているたんぱく質を分解しきれず、大きな分子のまま吸収してしまうことが原因です。分解しきれないことで、IgE抗体*が作られやすく、アレルギー反応を起こしやすくなるのです。

赤ちゃんに起こるアレルギー症状には、
・発疹やじんましん
・腹痛
・息がゼイゼイするなどの呼吸器系症状

赤ちゃんだけでなく、幼児にも食物アレルギーの反応が出ます。症状は、赤ちゃんとほぼ同じです。唇やまぶたが腫れたり、嘔吐(おうと)や下痢などが見られることもあります。

また、食物アレルギーの中でも、上記の症状が複数あらわれるものをアナフィラキシーと呼びます。アナフィラキシーは、発症後、短い時間のうちに全身にアレルギー症状が出て、血圧の低下や意識障害などを引き起こすこともあります。これをアナフィラキシーショックと言います。

食物アレルギーを起こしやすい食物は、年齢によって違いがあります。乳幼児では、
・鶏卵
・乳製品
・小麦
などが多いと言われています。

食物アレルギーの症状が出た場合の注意点は、
・食べたり飲んだりしたもので、異常な反応がみられたら、すぐにやめさせる。
・息がゼイゼイするなどの呼吸器系の症状が出たら、症状が軽そうでも医療機関の受診をする。
・アナフィラキシー症状が起こったらすぐに救急車を呼ぶ。

乳幼児に食べ物を与えるときは、一つひとつ様子をみながら注意深く、ゆっくりとあげることが大事です。アレルギーについて診察をしてもらう際は、何を食べさせたかを聞かれます。日ごろから食物日記などをつけていると、問題を明らかにしやすく、問診の際にも役立ちますよ。

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