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【F3ヨーロッパ】開幕戦予選1回目:F1を目指すふたりの日本人ドライバー、牧野任祐10位、佐藤万璃音18位

4/14(金) 10:10配信

motorsport.com 日本版

 今週末、イギリスのシルバーストンでは、F3ヨーロッパ選手権の開幕戦が行われている。今年、この選手権にはふたりの日本人ドライバーが参戦。牧野任祐(ハイテック)と佐藤万璃音(モトパーク)である。

【写真】モトパークからF3ヨーロッパに参戦する佐藤万璃音

 早速13日木曜日からセッションが行われており、予選1回目で牧野は10番手となった。

 牧野は電気系のトラブルでエンジンが吹けない症状で練習走行1回目を棒に振る展開での始まりだったが、修復後の練習走行2回目はタイム/順位的には見るものがなかったが仕切り直しとなり、予選で反撃ののろしを上げてチームで2番手、全体では10番手と持ち直した。

「シルバーストンはトータルで難しいです。全体的にブレーキングポイントが見つけにくく、高速コーナーあり低速コーナーありで、クルマのバランスを整えるのも難しかった。テストのときからずっとこんな感じで4台ともダメで、行き詰っていてパッとしません」

 そう牧野は語る。

「練習走行では電気系のトラブルが出てしまって十分に走れず、少し痛かったなと思います。8、9周で実施するメニューをまるまるパスする展開になってしまいました。練習走行での操縦性と比べると予選1回目では少しマシになりました。でも、終始にわたってクルマにグリップ感はありません」

「予選1回目では4、5周目にアタックのピークを持って行きました。チームの中ではマゼピンに次ぐ2番手ですけれど、ダメですよね。結局、チームが全体的に下がってしまっているので、なにか原因があると思うのでそれを探さないといけません」

 一方の佐藤は、練習走行2回目ではチームトップ、全体では12番手と上々の発進を見せたものの、予選1回目ではタイムを伸ばしきれず、さらに自己ベストのセクタータイムを記録していた最終に先行車両のスローダウンに見舞われる不運もあって18位に甘んじた。

「練習走行は時間が無いなりにわりと集中して走れました。もちろんクラッシュはできませんが、それでも90%くらいでしっかり走れました。クルマのセットアップが少し合っておらず、途中でも合わせきれなくて、でも、初めてのサーキットでこれから戦うにあたっては良い勉強になったと思います」

 そう佐藤は語る。

「予選のクルマは調整をし直した結果だいぶ良くなって、乗りやすくなっていたしタイムが出るクルマになっていたと思います。ただ、自分自身が硬くなってしまいました。集中はしていましたが1周をうまくまとめきれなかった」

「予選の最後の周回は割りと落ち着いて走れて、セクター1とセクター2を自己ベストで来ていましたが、最終セクターでは前を走っていたクルマにスローダウンされてしまい、ダウンフォースが抜けて自己ベストタイムを記録できませんでした。まあ、ああいう走りをされてしまったのは仕方ない。もし自分が反対の立場だったら、やはり同じような走りをするかもしれません」

 なお予選1回目の首位は、マクラーレンの育成ドライバーであるランド・ノリス(カーリン)。ミハエル・シューマッハーの息子であるミック・シューマッハー(プレマ・パワー)は12番手だった。

■牧野任祐(ハイテック)
・練習走行1回目:19番手(1分53秒681)
・練習走行2回目:18番手(1分51秒825)
・予選1回目  :10番手(1分50秒600)

■佐藤万璃音(モトパーク)
・練習走行1回目:16番手(1分52秒260)
・練習走行2回目:12番手(1分51秒340)
・予選1回目  :18番手(1分51秒015)