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被災文化財に寄付50億円超 引き続き支援呼び掛け

西日本新聞 4/14(金) 10:21配信

 熊本県や熊本市は被災した文化財の復旧に対する寄付を募っている。これまでに寄せられた寄付金は総額50億円を超え、引き続き支援を呼び掛けている。

 県は昨年5月、「熊本城・阿蘇神社等文化財復興支援募金」の受け付けを開始。2月末現在、約26億7000万円が集まった。国や自治体の指定文化財が対象だが、未指定文化財に拡大する可能性もあるという。

 熊本市は、地震発生から間もない昨年4月21日に熊本城を対象とした「熊本城災害復旧支援金」を開設。約15億7400万円(3月末現在)が寄せられた。11月には「復興城主」制度を導入。1回1万円以上寄付した人を対象に「城主証」などを発行するほか、熊本城近くの観光施設に設けた「デジタル芳名板」に名前を掲載する仕組みで、約8億5900万円(同)が集まった。

 また、同市は2月、熊本城以外の被災した国、県、市の指定文化財など約70件(被害総額約25億円)を対象とする「市文化財災害復旧支援金」も設けており、この2カ月間で約110万円が寄せられている。

 県文化課=096(333)2704。熊本城災害復旧支援金と復興城主は熊本城総合事務所=096(352)5900、熊本市文化財災害復旧支援金は市文化振興課=096(328)2039。

=2017/04/14付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:4/14(金) 10:21

西日本新聞