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熊本地震1年、恩返しのじゃんがら いわきの有志15日から披露

福島民友新聞 4/14(金) 11:36配信

 最大震度7を2度観測した熊本地震は、1回目の激震から14日で1年を迎える。いわき市の有志が15、16の両日に熊本県を訪れ、鎮魂と復興の願いを込め「じゃんがら念仏踊り」を披露するなど、本県関係者は同じ被災県として熊本に思いを寄せる。

 「犠牲者の供養、そして生きている人たちを励ましたい」。いわき市の会社員ら有志でつくる「磐城じゃんがら遊撃隊」のメンバーは15、16の両日、熊本県阿蘇市などを訪れ、いわきの郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」を披露する。

 念仏踊りは地区の青年会などが新盆供養のため家々を回り、太鼓とかねを打ち鳴らして念仏を唱える。東日本大震災後、鎮魂と復興を祈る踊りとして奉納されることも多くなった。

 熊本を訪問するのはメンバーのうち10人で、仕事帰りなどに集まり、練習を重ねる。熊本訪問団代表の永山忠宏さん(42)は「震災で全国から多くの支援を受けてきた。熊本にも恩返ししたい」と話す。

 いわき市青年団体連絡協議会が昨年のじゃんがら大会などで集めた募金15万3572円も預かった。「震災で同じつらい思いをした、いわきの私たちだからできることがある」。熊本に心を寄せる市民の思いを胸に熊本に向かう。

福島民友新聞

最終更新:4/14(金) 11:36

福島民友新聞