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【F1】バーレーンGP FP1レポート:ベッテルが最速タイム。メルセデスはロングランに集中。アロンソは8番手

4/14(金) 21:59配信

motorsport.com 日本版

 4月14日(金)14時(日本時間20時)、F1第3戦バーレーンGPのフリー走行1回目(FP1)が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。

【リザルト】F1第3戦バーレーンGPフリー走行1回目:タイム結果

 開催地のバーレーン・インターナショナル・サーキットは気温36度、路面温度46度というかなり暑いコンディションでセッションがスタートした。

 まずは、多くのマシンがコースインしインスタレーションラップを行った。最初にタイム計測を行ったのは、レッドブルのダニエル・リカルド。ミディアムタイヤで1分38秒985を記録した。

 予選、決勝はFP1よりも涼しい現地時間18時に行われるため、各車セットアップというよりはデータ取りの作業が多く、フロービズと呼ばれる気流の流れを読み取る液体をマシンに塗布し走行するマシンも見られた。

 リカルドに続いてタイムを残したのはメルセデスのバルテリ・ボッタスだが、最終コーナーで挙動を乱す場面も見られ、1分39秒757というタイムにとどまった。

 セッション序盤は積極的に走行を行うマシンが少ない中で、メルセデスのルイス・ハミルトンとボッタスがミディアムタイヤでタイムを徐々に更新。リカルドも継続的に走行を行った。

 セッション開始24分、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが1分36秒934を記録し、1分36秒708までタイムを伸ばしていたハミルトンの後ろ、2番手につけた。

 セッションが残り1時間になろうかという頃、トロロッソのカルロス・サインツJr.が最初にソフトタイヤを投入し、1分36秒079をマーク。ボッタスもその直後にソフトタイヤを履いて1分35秒002と、2秒近くタイムを更新した。

 セッション開始38分、ハミルトンもソフトタイヤでタイムを更新し、1分34秒636をマークしタイムシートの一番上に浮上。その直後、フェラーリのキミ・ライコネンのマシンが後部から白煙を上げた。ターボのオーバーヒートが原因のようで、ライコネンはコース脇にマシンを止めてしまった。

 セッション折り返しを過ぎ、ソフトタイヤで走行を続けるメルセデスコンビ以外は全車がピットに。この段階でマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは12番手、ストフェル・バンドーンは14番手となった。メルセデスの2台はソフトタイヤで10周を走行しピットインした。

 セッション残り35分ごろ、ソフトタイヤを投入するマシンが増え、フォースインディアのセルジオ・ペレス、ウイリアムズのフェリペ・マッサ、ランス・ストロールがハミルトンのタイムを上回った。

 ベッテルはセッション残り30分を前にソフトタイヤでアタック。1分32秒697をマークした。リカルドは、ベッテルより速いタイムでセクター1を抜けたものの、結局0.400秒遅れの2番手、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)もベッテルには及ばず3番手となった。

 セッション残り20分になる頃、ソフトタイヤでアタックし1分34分997をマークした直後のバンドーンが、10コーナーの立ち上がりでマシンを止めてしまった。

 マッサがセッション残り8分、13コーナーでスピン。ブレーキトラブルが原因だったようだ。

 90分のセッションが終了し結局、ベッテルがこのセッションのトップタイムをマーク。2番手リカルドに0.4秒の差をつけた。一方で、チームメイトのライコネンが6周しか走行できずに終わった。この影響がどう出るであろうか。

 2番手、3番手はリカルドとフェルスタッペン。その後ろにペレス、マッサ、ストロール、エステバン・オコンというメルセデス製パワーユニットユーザーが続いた。

 アロンソは、セッション終盤のアタックで8番手タイムを記録。ハースのロマン・グロージャンに約0.2秒差をつけた。

 セッション終盤は路面温度が37度まで下がり、路面状況も改善していったようで、各車がタイムを伸ばすなか、早々にタイムを残したメルセデスコンビはハミルトン10番手、ボッタス14番手までポジションを落とした。ふたりはこのセッション、1セットのソフトタイヤで20周の走行を行っている。予選コンディションに近い、FP2での走行が注目となるだろう。

 フリー走行2回目はこの後、現地時間18時(日本時間0時)にスタートする。

松本和己