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国宝舎利殿守れ 新設の放水銃で訓練 鎌倉・円覚寺

カナロコ by 神奈川新聞 4/14(金) 8:10配信

 鎌倉市山ノ内の円覚寺で13日、神奈川県内唯一の国宝建造物舎利殿を火災から守る放水訓練が行われた。3年かけて消防設備を更新し、新設した放水銃などを試した。

 修行僧が用具置き場から上がる煙を発見したとの想定で、寺と市消防の関係者約70人が参加。舎利殿に延焼する恐れがあるとして、模擬の文化財を運び出した。

 2014年度から3年間、国や県、市の補助を受けて総事業費約2億円で放水銃や消火栓を新設した。訓練では、放水銃6基のうち4基を稼働して放水の勢いや方向などを確認。地下に設置された放水銃が自動で地上に伸び、舎利殿に向かって約5分間放水した。同寺によると、6基すべてを稼働すると計300トンの水を50分間放出できる。

 同寺の横田南嶺管長(52)は「最先端の消火設備がようやく完成した。年に1度は訓練を重ね、いっそう注意を払って文化財を守りたい」と話した。舎利殿はことしも5月と11月に特別公開される。

最終更新:4/14(金) 8:10

カナロコ by 神奈川新聞