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どぶろく味わい深く 「山田錦」原料に1000本販売 大磯

カナロコ by 神奈川新聞 4/14(金) 23:20配信

 NPO法人西湘をあそぶ会(原大祐代表)は会員自らが農園で作った酒米を原料にした濁り酒「僕らの酒」を約千本生産し、町内で販売している。

 活動8年目の昨年、同会の会員120人は「通い型の田舎暮らし」をコンセプトにして、酒米「山田錦」を化学肥料や農薬を一切使わずに栽培。昔ながらの天日干しにし、熊澤酒造(茅ケ崎市)の協力を得ながら敷地内の防空壕にある天然酵母を用いて、どぶろくに仕上げた。

 町内で頻発したイノシシ被害を受け、酒米の収穫は半減したが、どぶろくにすることで酒かすを絞らず、生産量を確保することができたという。知人を介し、雑誌「暮しの手帖」の表紙イラストなどで知られる画家の牧野伊三夫氏にラベル作成を依頼した。ラベルにはかわいらしいイノシシが描かれている。

 同会の担当者は「杜氏(とうじ)さんによると、ぬる燗(かん)にしても面白いし、柑橘(かんきつ)系や炭酸で割ってもさわやかと聞いている。無農薬の酒米も自慢」と胸を張っている。

 720ミリリットル入りで2千円(税別)。井上蒲鉾店(同町大磯)、地場屋ほっこり(同)、町内酒販店などでも販売している。

最終更新:4/14(金) 23:20

カナロコ by 神奈川新聞