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育てたギフチョウ放す 城端小児童

北日本新聞 4/14(金) 15:12配信

 南砺市城端小学校(吉田茂校長)の4年生約80人が14日、自ら育成に関わった絶滅危惧II類のギフチョウ約70匹を、同市立野原東の東海北陸自動車道・城端サービスエリア(SA)の緑地に放した。

 桜ケ池周辺に位置し、かつて里山の一角だったSA周辺を、ギフチョウの楽園として復活させようと、ギフチョウの里づくりの会(水上成雄会長)が2000年から始め、18回目。城端小児童が卵からさなぎになるまで育て、羽化するまでの世話は同会が担当する。中日本高速道路富山保全・サービスセンターがSA内で幼虫の餌となる植物、ヒメカンアオイを育てるなど、連携した取り組みが進んでいる。

 今年は春先の気温上昇により成長が早まり、同会では冷蔵庫やかまくらにさなぎを保管するなど、羽化の時期を調整してきた。

 現地では、児童らが透明のケースからギフチョウを取り出して、手に乗せ、飛びたつのを見守った。見頃を迎えたサクラに止まる様子も見られた。

 小矢部園芸高校の島田誠治教頭から、バイオ技術によってヒメカンアオイを育てる技術を確立したことも報告され、自生地拡大への期待も寄せられた。

北日本新聞社

最終更新:5/7(日) 18:01

北日本新聞