ここから本文です

沖縄発「サンゴに優しい」日焼け止め 15日から発売

4/14(金) 8:10配信

沖縄タイムス

 【座間味】スキンケア企画販売のジーエルイー(那覇市)は、サンゴに有害な成分を含まない日焼け止めクリームを開発し、15日から座間味島の小売店などで販売する。ハワイなど海外では有害成分を含む日焼け止めの使用を禁じるビーチもあり、米国の専門家の助言も受けて開発した。

この記事の他の写真・図を見る

■白化現象の一因の成分含まず

 開発のきっかけは、2015年の夏。同社の呉屋由希乃代表(37)が座間味島のビーチで市販の日焼け止めクリームを塗っていたところ、ダイバーから「そのクリームを塗って海に入るとサンゴが死んでしまう」と指摘された。「沖縄の企業としてサンゴを守る日焼け止めを作ろう」と研究を始めた。

 商品名は「サンゴに優しい日焼け止め」。紫外線をブロックする酸化亜鉛を主成分に、ヒマワリ種子油やサフラワー油など保湿効果のある自然由来の成分を配合した。一般的な商品に含まれるオキシベンゾンやメトキシケイヒ酸エチルヘキシルは白化現象の一因になっており、有害成分を含まない製品は国内では希少という。

 呉屋代表は「観光客が多く訪れる座間味村から、自然に優しいクリームを発信していきたい」と話す。5月には事業所を村内に移し、県内の他の離島での販売も視野に事業展開する。

 同村では16年の入域観光客数が過去最高の10万3505人に達し、ほとんどの客が海水浴やダイビングを楽しむ。

 座間味ダイビング協会の又吉英夫会長は「日焼け止めクリームがサンゴに悪影響を与えていないかと心配していた。待ちに待った商品で、協会としても推奨したい」と話す。宮里哲村長は「観光客の環境保全に対する意識向上につながれば」と期待した。

 商品は1袋(15グラム)24個入りで1箱550円(税込み)。問い合わせは同社、電話050(5248)2949。

最終更新:4/14(金) 8:10
沖縄タイムス