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高校教員、生徒ともに英語力全国下位 和歌山県

紀伊民報 4/14(金) 17:00配信

 2016年度(昨年12月1日時点)に和歌山県内公立高校で、政府が求める英語力レベルがある担当科教員の割合は全国都道府県で2番目に、生徒は3番目に低いことが分かった。実用英語技能検定(英検)の取得率などの割合で、ここ数年も全国下位が続いている。

 県内高校の英語教員は209人のうち150人が英検やTOEIC、TOEFLなどの受験経験があり、うち96人が該当レベル以上を取得。教員全体に占める割合は45・9%で、福島県(45・6%)に次いで低い。全国平均は62・2%。最高は香川県(89・1%)で、次いで小中学生の全国学力テストでも上位の福井県の85・8%、石川県85・0%など。一方、ここ数年の和歌山県の数字は14年度は38・6%(44位)、15年度は42・9%(45位)。

 一方、高校生は3年生7418人のうち、英検準2級以上取得者が669人、教員が相当以上の英語力があると判断した生徒が1480人で、合計2149人。割合は29・0%。30%未満は高知県(24・6%)、宮城県(27・6%)との3県だけで、全国平均36・4%とも開きが出ているが、県教育委員会は教員の資格取得率との関係について「資格と指導力は直結するとは限らない」としている。

最終更新:4/14(金) 17:00

紀伊民報