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アオリイカの産卵床設置 串本町

紀伊民報 4/14(金) 17:00配信

 和歌山県串本町の「串本ダイビング事業組合」(小松誠司会長)は13日、同町潮岬の西側にあるダイビングポイント4カ所にアオリイカの産卵床を設置した。2週間ほどすると、産卵シーンを見ることができるという。

 町内のダイビング業者24社でつくる同組合が、アオリイカの産卵場所を確保するとともに、多くのダイバーに串本の海をアピールし、串本を盛り上げるために15年ほど前から毎年している取り組み。日本釣振興会の協力を受けて5年目となる。

 この日は同町串本の袋港から、ボート3隻に乗ったスタッフ15人が出港。同港から約1キロ以内にある「備前」「グラスワールド」「サンビラ」「中黒礁」の計4カ所で、水深約10~20メートルの海底に、シイノキなどを束ねた産卵床を1セットずつ、土のうを重りにして設置した。

 同組合は「現在、岩の中で自然に産卵しているイカも見られる。産卵床では、早ければ2週間後に産卵シーンが見られるのではないか。春先のこの時季にしか見られない、貴重で迫力あるイカの生態を見に来てほしい」と話している。

 同組合によると、産卵してからふ化までは約1か月かかる。6月中旬ごろまで産卵シーンが続くといい、産卵床の撤去は7月中旬ごろを予定している。

最終更新:4/14(金) 17:00

紀伊民報