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金沢に9年ぶり「里帰り」 ジャパン・テントが縁、ウズベクの男性

4/14(金) 2:32配信

北國新聞社

 2008年のJAPANTENT(北國新聞社特別協力)に参加したウズベキスタンのブサコフ・ラフカットさん(31)が13日、9年ぶりに金沢を訪れ、ホスト家族と再会を喜び合った。母国で日本大使館の職員として働くラフカットさんは、各国の若者と友情を結んだ石川の夏を「金沢で世界がつながった」と感慨深げに振り返った。今年30回の節目を迎えるジャパン・テントは、さまざまな縁で世界をつないでいる。

 ラフカットさんは休暇を利用して12日間の日程で来日した。13日朝に京都から金沢入りし、ホスト家族の松井夕佳さん(47)=金沢市石引4丁目=に迎えられた。3泊4日のホームステイをした松井さんの自宅に着くと、開口一番「懐かしいですね」と漏らした。

 2人はラフカットさんと仲間が書いた寄せ書きやアルバムを眺め、昔話に花を咲かせた。京都教育大に留学していたラフカットさんは「京都でも、これだけ多くの留学生が集まる機会はなかった。ジャパン・テントのTシャツは今でも持っています」と目を細めた。

 松井さんにとってラフカットさんは、初めて受け入れたジャパン・テント留学生だった。5年前、ラフカットさんが結婚した際は、松井さんがウズベキスタンを訪れて結婚式に出席するなど、親交が続いている。

 ラフカットさんが訪れた2008年以降、松井さんはほぼ毎年、ホスト家族を引き受けてきた。

 そんな背景もあって、9年前はまだ小学生で、松井さんによるととても恥ずかしがり屋だった長女の由季さん(17)は現在、豪州メルボルンの高校に留学している。「金沢に帰ったらジャパン・テントのボランティアをする」と張り切っているという。

 ラフカットさんは13日夜まで金沢に滞在し、満開の桜に彩られた兼六園や金沢城公園などを訪れ、東京に向かった。

北國新聞社

最終更新:4/14(金) 2:32
北國新聞社