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先輩の情熱、後輩に刺激 現代美術展、金沢美大新入生が鑑賞

北國新聞社 4/14(金) 2:32配信

 金沢市の石川県立美術館と金沢21世紀美術館で開催中の第73回現代美術展に13日、金沢美大の新入生25人が団体鑑賞に訪れた。新入生は先輩たちの入賞、入選作に目を見張り、来年の現美への出品を誓う姿も見られた。

 引率した岩崎純准教授(油画)が金沢美大生の作品を題材に構図や色彩の要点を伝え、「1枚の絵を1、2カ月かけて制作することもある。構想を練り上げ、じっくり描くことで力が付く」と説明した。鑑賞後、遠矢実樹さんは「先輩の情熱が作品から伝わってきた。私も来年は現美に出品して入選を目指したい」と刺激を受けた様子で話した。

 県工高テキスタイル工学科の2年生も団体鑑賞した。

 写真と日本画の作品解説が行われた。写真を担当した一般財団法人県美術文化協会理事の土田貴夫さんが「きれいな風景写真であっても主役が必要だ。作品を通じて訴えたいことを常に考え、主役が目立つように写してほしい」と強調した。

 日本画を解説した県美文協理事の戸田博子さんは、絵を描いた和紙やこよりを貼り付けて立体的に仕上げた作品を紹介し、「素材を意識しながら見ると面白い」と紹介した。

 【きょうの作品解説】

 ▽午前10時半~ 百貫俊夫(工芸)▽午後1時~ 五味祥子(洋画)

北國新聞社

最終更新:4/14(金) 2:32

北國新聞社