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明るくぶれないラミレス監督、サッカーとは違います

日刊スポーツ 4/14(金) 10:14配信

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

 ペナントレースが始まった。担当するDeNAはラミレス監督2年目。3月31日のヤクルトとの開幕戦前、選手たちに「我々がAクラスのチームとして開幕を迎えられることは素晴らしいことだ。でも、もっといい気持ちになれるのは、優勝すること。その気持ちを忘れないで1試合1試合臨んでいこう!」と呼びかけた。プロ野球担当になって初めての開幕を迎える自分も、この日はスーツを着て襟を正した。

【写真】スーツ姿で「ゲッツ」ポーズのラミレス監督

 たかが1試合、されど1試合。開幕戦の勝敗の受け取り方は人それぞれ、監督それぞれ違うだろうが、ラミレス監督は常に前向きだ。雨天での試合に敗れて落とした翌日試合前、開幕戦を振り返り「ショウガナイ シチュエーション」と『ラミちゃん語』で切り替えた。オープン戦で負けが続いたときも「負けが続けば次は連勝の波がくる。楽しみしかないですね」といつも明るく振る舞い、悲壮感なんて少しも出さない。

 サッカーを担当していたとき、負けている展開のときほどピッチのボールや選手よりも、ベンチにいる監督の動きを見ていた。追い込まれたときこそ本音がかいま見えるからだ。修正点をジッと探す人、ひたすら叫び続ける人、がくぜんと立ちつくす人…それぞれ違う。日本代表ハリルホジッチ監督は、水の入ったボトルで頭を冷やしていた。あらゆる感情がむき出しになる。だが、ラミレス監督はぶれることがない。

 いつも明るく、前向き。ラミちゃんの人柄なのだろう。そんな声を聞くと本当にそういう気持ちになってくる。2試合目で今季初勝利。「本当によかった。初勝利というより久しぶりだったんで。勝ったのはオープン戦の札幌のとき(3月16日)以来。長いトンネルを抜けたからうれしかった」。少し安心した様子で、2年目のスタートを切った。【DeNA担当=栗田成芳】

最終更新:4/14(金) 11:05

日刊スポーツ

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