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西武辻監督と野上 熊本への思いを胸に戦う 

日刊スポーツ 4/14(金) 10:28配信

 西武辻発彦監督(58)野上亮磨投手(29)が、震災から1年を迎える熊本への思いを胸に、今日14日からのロッテ3連戦を戦う。

【写真】今季初勝利をあげ、ファンとハイタッチする西武野上

 辻監督は「地震からもう1年なんだね」とポツリと言った。熊本・天草で11年間にわたり、小学生、中学生を対象に野球教室を続けてきた。震央付近に比べて目立った被害は少なかった地域だが、それでも最大で震度5弱の揺れを記録し、16日の本震では津波注意報も出された。

 野球教室の教え子たちの中には、熊本市内の高校に進学するものも多かった。熊本県内の知人も増えた。「今年監督になったこともあるし、応援してくださる方もいらっしゃると思う。いい試合をすることで、少しでも喜んでもらえれば」。ロッテ伊東監督は熊本出身で、現役時代の同僚でもある。好勝負を演じるべく、意気込みを新たにした。

 野上は11年から、オフの自主トレ地に熊本を選んでいる。「最初は帆足さんに連れてきてもらったんですけど、環境がとてもいいので続けています」。練習施設はもちろん、泉質の高い温泉や食事などを好み、熊本に思い入れを持っている。地震後の今オフも、熊本で精力的にトレーニングを行い「ここ数年にないくらい、順調に仕上げることができた」と開幕からの好投につなげた。

 震災から1年たったことを受け「すでにシーズンが始まってもいますし、自分たちは野球を通じてしか恩返しはできません。だからこそ精いっぱいプレーしたい」と表情を引き締めた。明日15日には、かつての西武のエース涌井と初めて先発同士で対戦する。

最終更新:4/14(金) 12:59

日刊スポーツ

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