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不明当日、見守り不参加=逮捕の保護者会長―小3女児遺体・千葉県警

時事通信 4/15(土) 5:15配信

 千葉県我孫子市でベトナム国籍の小学3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)=同県松戸市六実=の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された不動産賃貸業、渋谷恭正容疑者(46)が、リンさんが行方不明となった当日朝の通学路の見守り活動に参加していなかったことが15日、分かった。

 渋谷容疑者はリンさんが通っていた小学校で保護者会の会長を務めており、普段はほぼ毎日、リンさんの通学路上での見守りに加わっていた。

 渋谷容疑者は見守りなどを通じてリンさんを見知っていたとみられ、捜査本部は連れ去りや殺害にも関与した可能性が高いとみて、遺体発見までの2日間の足取り確認などを進めている。

 リンさんは学校まで徒歩10分程度の距離を1人で通学していた。松戸市教育委員会などによると、渋谷容疑者はリンさん宅と学校との中間地点付近で連日、見守り活動に参加。普段は渋谷容疑者ら複数人で立っていたが、リンさんが行方不明となった3月24日朝に同容疑者は不在で、別の住民が1人で見守りを行った。

 見守りをした住民はリンさんの姿を見ておらず、捜査本部は自宅を出て間もなく連れ去られたとみて、周辺に土地勘のある人物を中心に捜査を進めていた。

 リンさんは同日午前8時すぎに自宅を出た後に行方が分からなくなり、26日午前6時45分ごろ、我孫子市北新田にある排水路脇で遺体で見つかった。首に絞められたような痕があり、司法解剖の結果、窒息死の可能性があることが判明した。

 捜査本部は15日午前、リンさん宅から約300メートルの場所にある渋谷容疑者の自宅を捜索するとともに、同容疑者を送検した。 

最終更新:4/15(土) 13:37

時事通信