ここから本文です

沼津信用金庫が成年後見受任 静岡県内の金融機関初

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 4/15(土) 8:20配信

 沼津信用金庫(紅野正裕理事長)は4月中にも、成年後見制度に基づく成年後見人や任意後見などを受任する一般社団法人「しんきん成年後見サポート沼津」を設立する。静岡県内金融機関が成年後見の法人をつくるのは初めて。

 県東部で活動する社会福祉法人、NPO法人との共同事業。代表理事には同信金の役員OBが就く。

 沼津市高島町の同信金駅北支店に拠点と相談窓口を設ける。金融業務に長く従事し、実務教育も受けた同信金OB4人が対応する。必要に応じて成年後見人、保佐人、補助人や任意後見を受任するほか、制度に関するセミナーも実施する。

 信金が成年後見の法人をつくるのは、東京都品川区内に店舗がある城南信金など5信金が2015年1月に設立した「しんきん成年後見サポート」以来2例目。同法人はこれまでに、区長の申し立てに基づく法定後見の受任例が15件、任意後見契約が8件ある。

 沼津信金の鈴木俊一常務理事は「地域貢献活動の一環。高齢者が『幸齢者』となる社会を実現する一助となれば」と期待を込めた。



 <メモ>成年後見制度 認知症や知的障害などの理由で判断能力が不十分な人の財産管理、生活支援を行う。成年後見人、保佐人、補助人を家庭裁判所が選任する法定後見と、将来に備えてあらかじめ支援者や内容を契約で決める任意後見の2種類がある。2016年5月に同制度の利用促進法が施行され、17年3月には利用促進基本計画が閣議決定された。

静岡新聞社

最終更新:4/15(土) 8:20

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS