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阪神・鳥谷、コイ撃ち満塁2点打!真弓に並んだ通算1888安打

サンケイスポーツ 4/15(土) 7:00配信

 (セ・リーグ、阪神4-2広島、4回戦、2勝2敗、14日、甲子園)降り注ぐ甲子園の大歓声が心地よい。どん底を味わい、ときには罵声も浴びた昨季の姿は、もうない。輝きを取り戻した鳥谷が、ひと振りで試合の主導権を引き寄せた。

 「一死で回してもらったので、外野フライでもいいし、ストライクゾーンに来た球を積極的にいこうと思っていました。みんながつないでチャンスを作ってくれたので、何とか後ろにつなぎたい気持ちがヒットになってよかったです」

 0-0で迎えた三回。一死満塁から原口の押し出し四球で先制し、なおも一死満塁で打席に立った。1ボールから甘く入ってきた134キロのフォークをとらえ、右翼線へ2点二塁打だ。ドラフト1位・加藤拓也投手(慶大)とは初対戦だったが「1打席目で球種をみていたので、そのイメージで」とさらり。プロ14年目の貫禄で、ルーキー右腕を攻略した。

 昨季、連続試合フルイニング出場が「667」で止まったのも、広島戦(7月24日、マツダ)だった。打率は自己最低の・236、得点圏打率も・247と低迷した。守備でも精彩を欠き、ベンチから仲間をみる時間も増えていった。

 ただ、どんな状況でも妥協はしない。小麦や大麦、ライ麦などに含まれるタンパク質「グルテン」の摂取を制限するグルテンフリーを続け、体質改善に努めた。今季から主将を福留に託し、ポジションも三塁に変わった。それでも黙々とやるべきことを続け、ここまで11試合中10試合で安打を放ち、リーグ2位の打率・390を誇る。

 この一打で通算安打数が歴代58位の真弓明信(1888安打)に並び、2000安打にも、あと112。金本監督は「きょうはメッセと、鳥谷のタイムリーが大きかったですね」と賛辞を惜しまなかった。

 「いいときを続けていきたい。あす、あさってもカープ戦がある。何とかもう2つ、勝ちたいと思います」。攻守でチームを引っ張り、必ずや同一カード3連勝をしてみせる。

最終更新:4/15(土) 7:00

サンケイスポーツ