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「住み良いさいたま市に」 盲導犬利用者が市長に要望書

産経新聞 4/15(土) 7:55配信

 公益財団法人日本盲導犬協会から盲導犬を貸与されているさいたま市桜区の桜井洋子さん(60)が14日、同協会職員と清水勇人市長を表敬訪問し、盲導犬利用者の受け入れ促進などの要望書を手渡した。

 桜井さんは以前、白杖を使っていたが、駅で転落したのを契機に盲導犬の利用を始めた。現在は6歳の雌のシェパード、スカイとともに生活している。

 表敬訪問では、飲食店での入店拒否がいまだに多いことなどから桜井さんは「弱い立場の者への意識が薄い」と説明。タクシー運転手から犬を連れて乗ることに難色を示され、別のタクシーを利用しようとしたところ「周りに言われたら困る」と言われ、不快な思いをしながら乗車したこともあったという。

 同協会の高野秀一東京事務所管理長は、公共施設に盲導犬を含む補助犬用のトイレを設置することなどを提案。桜井さんは「住みやすいさいたま市にしてほしい」と訴え、清水市長は「実態が分かったので、啓発やトイレの問題も検討していきたい」と話した。

 表敬訪問後、桜井さんは「盲導犬は私の目そのもの。市民の皆さんが盲導犬を理解して、受け入れてくれれば私たちは楽しく外出できる」と語った。

最終更新:4/15(土) 7:55

産経新聞