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被害甚大の益城町で追悼式=遺族「生き抜くことが供養に」―熊本地震1年

時事通信 4/15(土) 11:21配信

 熊本地震の発生から1年となり、2度の震度7に見舞われ甚大な被害が出た熊本県益城町で15日、町主催の追悼式が開かれた。

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 93人の遺族と町職員ら計390人が参列し、犠牲者の冥福を祈った。

 式典では参列者全員が黙とう。西村博則町長は「町民と心を一つにし、寄り添い支え合いながら一日も早い復興を目指す」と誓いを語った。遺族代表として、本震で自宅が全壊し長女由美さん=当時(28)=を亡くした河添登志子さん(57)が「悲しみが癒えることはないが、前へと歩き生き抜くことが命を落とした娘や亡くなった人への供養になる」と、時折声を詰まらせながら思いを述べた。

 参列者は、白やピンクの花が飾られた祭壇の前で犠牲者に献花し、手を合わせた。

 町によると、地震による益城町の犠牲者は14日時点で関連死を含めて37人。また、家を失い仮設住宅で暮らす被災者は少なくとも約7600人に上る。

 本震の際に震度7を観測した隣の同県西原村でもこの日追悼式が開かれ、約300人が参列した。同村では関連死を含め8人が犠牲となった。 

最終更新:4/15(土) 13:21

時事通信