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恐竜博物館、100万人達成への道は サービス向上、対策あれこれ 福井

産経新聞 4/15(土) 7:55配信

 ■「恐竜の日」無料、カード対応、特別展…

 年間入館者数100万人の「ミリオンミュージアム」を目指している県立恐竜博物館(勝山市村岡町)は、「恐竜の日」(毎年4月17日)の観覧料無料化やクレジットカード対応の券売機の導入など、今年度のサービス向上対策を発表した。また、入場者25万人を目標に特別展「恐竜の卵 恐竜誕生に秘められた謎」(7月14日~10月15日)を開催。世界で唯一、恐竜の卵の中に子が入っている肉食恐竜(獣脚類)のオヴィラプトロサウルス類の胚化石など13点を日本初公開する。卵に特化した国内の展示は初めてという。

 「恐竜の日」は1923年4月17日にアメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュースの調査隊がゴビ砂漠に出発し、世界初の恐竜の卵の化石などを発見、恐竜研究が始まったことにちなんだ日。今年から4月17日の観覧料を無料にする。すでに無料となっている県の「家庭の日」(毎月第3日曜日)の同16日とともに連日無料になる。15~17日は「恐竜の日特別セミナー」を開催。博物館研究員が「恐竜の卵」などをテーマに講演する。「関西文化の日」(11月第3土曜日)と「ふるさとの日」(2月7日)も無料で、無料の日が増える。

 「かつやま恐竜の森」(長尾山総合公園)のシンボルとなっている、博物館正面の「レインボーサウルス」(高さ約16メートル)を平成12年7月の開館以来初めて補修する。イタリアのデザイナーの設計でイタリア製のガラスタイルに装飾されていたが、剥げて老朽化したため約1700万円で夏休み前までに補修する。

 このほか、訪日外国人客などに対応して券売機2台をクレジットカード対応にする▽勝山市の国道416号沿いにあるブラキオサウルスのモニュメントの補修▽野外恐竜博物館(29日開館)の10万人突破の記念イベントなども行う。竹内利寿館長は「サービス向上対策は100万人達成の条件整備になる」と話した。

最終更新:4/15(土) 7:55

産経新聞