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【競泳日本選手権】萩野V5もタイムに不満 右ヒジ手術の“後遺症”なのか

東スポWeb 4/15(土) 16:44配信

 競泳のエース・萩野公介(22=ブリヂストン)が右ヒジ手術の“後遺症”に悩んでいる。

 日本選手権2日目(14日、愛知・名古屋市ガイシプラザ)は男子200メートル自由形で5連覇を果たしたものの、タイムは1分47秒29で世界選手権(7月、ハンガリー)の派遣標準記録を突破できなかった。プロ初勝利とはいえ、5年間の中で最も遅い優勝タイムでさすがにショックを隠せない。「実力不足。46秒はさすがにいくと思った」とうなだれた。

 不振の理由は体調が万全でないことに加え、右ヒジにあった。「フォーム自体もよくない。ヒジの動きも右左のバランスが崩れている」(萩野)。早く水をかこうとするあまり、手先に力が入り、大きなフォームで泳げていない。「その影響で右ヒジも負荷がかかってしまう」と悪循環に陥っている。

 周囲も回復途上との見方だ。手術は昨年9月に受けたが「使い込んだ後はダメージは残りますよね。ヒジは難しい。周囲の筋肉が張ったり、ヒジが伸びにくくなったり、神経障害が起きやすい関節なので」(関係者)。全治は半年との見通しを立てているものの「まだ本調子じゃないという感覚的なものは当然ある」(同)と慎重だ。

 また、平井伯昌監督(53)は2年前の骨折を含む2度のリハビリの影響を指摘し「まだ見えない部分ができ上がっていないと感じている」。萩野の右ヒジを見てきた金岡恒治ドクター(55)は「日常生活に戻るぶんは数か月でいい。ただ、ああいうレベルの高いところに戻るかどうかというのはある」と話した。

 残りは3種目。「出直します」と危機感を募らせた萩野は少しでも調子を取り戻せるか。

最終更新:4/15(土) 16:44

東スポWeb