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【巨人】左打者続くのに宮国続投なぜ? ブルペンに“キラー”森福ら残る

スポーツ報知 4/15(土) 5:03配信

◆中日3x―2巨人=延長12回=(14日・ナゴヤド―ム)

 あと、1アウトが取れなかった。巨人は延長12回2死から3連打を浴び、サヨナラ負けを喫した。引き分けを目前に、一気に地獄へと突き落とされた。打たれた宮国はぼう然と立ち尽くし、下を向いた。「自分の技術不足だったと思います。マウンドに立った以上、抑えなきゃいけない」。帰りの通路は悔しさのあまり、涙目だった。

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 宮国は責められない。試合後、由伸監督の言う通り「選手は一生懸命やっている」と思えるゲームだった。だが、ひとつだけ腑(ふ)に落ちない点がある。その延長12回の最後の守りで、なぜ左投手を送り込まなかったのか―。調子の良い宮国をマウンドに送り込み、先頭の工藤、続く溝脇を打ち取った。ともに左打者だが、代打だから仕方がない。疑問はここからだ。

 打席には、そこまで3安打の大島。尾花投手コーチは「あと一人、何とか頑張ってほしかった」と振り返った。が、ブルペンには左腕の山口鉄や森福、乾、池田もいた。特に、左打者には無類の強さを誇る森福を、念には念を入れて登板させても良かった。後には2安打の亀沢も控えていたから、なおさらだ。4時間1分にも及んだ総力戦。宮国を信頼するのも大事なことだが、最善を考えると…。

 7回に2つのミスが絡んで2点を先制されても、直後の8回に、すぐに同点とした。打線は開幕以降、粘り強く攻撃しており、あとは中継ぎ陣の踏ん張りが浮上へのカギとなっている。勝利に貢献しようと必死なリリーバーたちを、生かすも殺すもベンチワークにある。この日は「もったいない」というのが感想だ。

 チームは5連敗。開幕5連勝で積み上げた貯金も、ついになくなった。指揮官は「みんな必死にやっている。ただ、必死にやっているから結果が出るとは限らない。明日、しっかりと切り替えてやっていきたい」と前を向いた。そう。引きずってもしょうがない。失敗を糧とすればいい。(水井 基博)

最終更新:4/15(土) 14:20

スポーツ報知