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児童のバス乗降、安全指導も=被害女児と接点―小3遺棄容疑の男・千葉県警

時事通信 4/15(土) 15:22配信

 千葉県我孫子市でベトナム国籍の小学3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)=同県松戸市六実=が殺害され、遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された渋谷恭正容疑者(46)が見守り活動だけでなく、バスに乗る児童の安全指導もしていたことが15日、分かった。

 県警は、こうした活動を通じてリンさんと面識があった可能性が高いとみて、遺体の遺棄に至る経緯を詳しく調べる。

 捜査関係者によると、渋谷容疑者は逮捕当初は否認し、その後、黙秘している。

 渋谷容疑者は、リンさんの通う松戸市立六実第二小学校で保護者会「二小会」の会長を務める。同市によると、校外学習の際には児童を乗せるバスの近くに立って、乗降の安全指導をしていた。リンさんを含め多くの児童が渋谷容疑者を知っており、警戒していなかったとみられる。

 同容疑者は事件後、リンさんの家族の帰国費用の募金を呼び掛けていたほか、今年4月の同小入学式でもあいさつしていた。また、昨年6月から2年間の任期で松戸市の少年補導員も委嘱され、リンさんの遺体が見つかった後も緊急パトロール活動をしていた。

 県警は押収した渋谷容疑者の2台の車を検証し、リンさんの毛髪や血痕、遺留品がないか調べる。遺体やリンさんのランドセルなどの所持品があった現場付近に残っていたタイヤ痕と同容疑者の車のタイヤが一致するかも調べる。 

最終更新:4/15(土) 20:34

時事通信