ここから本文です

「ラピュタの道」を望み追悼 熊本地震で一部崩落

朝日新聞デジタル 4/15(土) 17:56配信

 ライダーらに「ラピュタの道」と親しまれた熊本県阿蘇市の市道を見下ろす原野で15日、神道や仏教、キリスト教の宗教師が会し、発生から1年を迎えた熊本地震の犠牲者を追悼した。

【写真】崩落したラピュタの道(奥)を望む高台で、追悼する宗教家たち=15日午前11時16分、熊本県阿蘇市、金川雄策撮影

 黒や白の法衣や祭服姿の宗教師9人が参列。初めに神道の神職が玉串を奉って二礼二拍手一礼し、続いてキリスト教の牧師らが聖書の一節を読み賛美歌を歌った。最後に仏教の僧侶らがお経を読み上げた。

 「ラピュタの道」は地震で一部が崩落し、通行止めが続いている。

 宗教師らは東日本大震災をきっかけに発足した九州臨床宗教師会に所属。被災者の心のケアのため、熊本地震の直後から、被災者の話に耳を傾ける無料の喫茶「カフェ・デ・モンク」を熊本県益城町や同県南阿蘇村などで開いてきた。

 九州臨床宗教師会の会長で、浄玄寺(熊本市南区)住職の吉尾天声(てんせい)さん(51)は「犠牲者の死を無駄にしないよう、復興の願いをこめた。私たちにできる傾聴ボランティアなども続けていきたい」と話した。(沢田紫門)

朝日新聞社

最終更新:4/15(土) 18:53

朝日新聞デジタル