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千葉・女児殺害 保護者会長逮捕 遺棄容疑、DNA型一致

産経新聞 4/15(土) 7:55配信

 千葉県我孫子市でベトナム国籍の同県松戸市立六実(むつみ)第二小3年、レェ・ティ・ニャット・リンさん(9)=松戸市六実=の遺体が見つかった事件で、千葉県警捜査本部は14日、死体遺棄容疑で、同小保護者会会長で自称不動産賃貸業、渋谷恭正(やすまさ)容疑者(46)=同=を逮捕した。渋谷容疑者は通学路の見守り活動に参加していたほか、市から非行を防止する少年補導員も委嘱されていた。

 調べに対し黙秘しているという。捜査本部は、見守り活動などを通じてリンさんを知り、狙っていた可能性もあるとみて、事件当時の足取りや動機を捜査する。殺害への関与についても慎重に調べる。

 捜査関係者によると、捜査本部が遺棄現場の遺留物の分析作業を進めた結果、リンさんの体など複数箇所から第三者のDNA型が検出され、渋谷容疑者のDNA型と一致。リンさんのランドセルや防犯ブザーが見つかった茨城県坂東市の利根川河川敷周辺の防犯カメラには渋谷容疑者が所有する車が写っていたが、捜査員に説明した事件前後の行動は、写っていた車の動きと異なっていた。捜査本部は渋谷容疑者が所有する車2台も押収した。

 逮捕容疑は、3月24日午前8時5分ごろから同月26日午前6時45分ごろ、我孫子市北新田の利根川排水機場そばの排水路の橋の下にリンさんの遺体を遺棄したとしている。

 松戸市教育委員会によると、渋谷容疑者は24日朝、見守り活動をしていなかったが、事件発覚後に再び参加。今月11日には入学式に出席し、保護者代表として式辞を述べていた。

 リンさんは24日午前8時ごろ、小学校の修了式に出席するため自宅を出て行方不明となり、26日朝に遺体で見つかった。衣服などを身につけておらず、死因は首を絞められたことによる窒息死とみられている。

 これまでの捜査で、行方不明となった同時間帯に自宅周辺を走行していた複数の車のドライブレコーダーに女児に近づく男の姿が記録されていた。渋谷容疑者は東武野田線六実駅近くのマンションに女性と子供2人の4人で暮らしていた。 

最終更新:4/15(土) 7:55

産経新聞