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強風味方に初白星=涌井、三度目の正直-プロ野球・ロッテ

時事通信 4/15(土) 19:01配信

 緊迫した投手戦。西武の野上と投げ合ったロッテの涌井が、無失点で待望の今季初白星を挙げた。「誰よりも自分が待っていた」。負けられない3度目の登板とあって、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 15メートルにも及んだ強風を味方に付けた。「こういう日は直球が浮く特性がある。それを利用できた」。しっかりと腕を振り、力のある球を投げ込み、曲がりが大きくなる変化球を交え、七回まで毎回の8三振を奪った。

 3年連続で開幕投手を務めたが、八回途中まで2失点で黒星。2戦目の楽天戦でも六回途中まで139球を投げて5失点で降板。慎重になり過ぎてテンポも悪く、試合後に伊東監督から苦言を呈された。その反省を生かしたこの日はストライクを先行させ、大胆に攻めの投球を見せた。

 七回の2死一、二塁を切り抜け、116球で降板。6年ぶりの完封勝ちも期待されたが、「最後はピンチもつくったし、集中力が切れていた部分もあった」。エースとして、完封よりも勝利を全てと捉えている。今季の目標は自己最多となる18勝。移籍4年目の右腕は、チーム浮沈のカギを握っている。

最終更新:4/15(土) 19:19

時事通信