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タイ革命記念のプレート消える 代わりに国王忠誠促す

朝日新聞デジタル 4/15(土) 23:51配信

 タイの首都バンコクにあった立憲革命を記念するプレートが、何者かによって国王への忠誠を促す内容のプレートに取り換えられていたことが、14日に発覚した。民主活動家らは、再び元の内容に戻すよう呼びかけるとともに、当局に調査を求めている。

 プレートは、絶対王制から立憲君主制に移行した1932年の立憲革命を記念するもので、地元メディアによると、直径約30センチの円形の真鍮(しんちゅう)製。民主活動家らが革命が起きた6月24日に献花するなど、民主主義の象徴の一つととらえられてきた。一方で王党派の一部などからは反発もあり、昨年、フェイスブックに撤去を予告する投稿があったという。

 取り換えられた新たなプレートには「国家、家族の尊重、国王への忠誠は国家繁栄の手だて」などと書かれ、立憲革命には触れていないという。

 タイでは2014年のクーデター以降、軍事政権や王室に批判的な勢力を締め付ける動きが強まっている。(バンコク=貝瀬秋彦)

朝日新聞社

最終更新:4/15(土) 23:51

朝日新聞デジタル