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元甲子園球児WR小田が勝負を決めるタッチダウン…昨季大学王者の関学大が慶大に勝利

スポーツ報知 4/15(土) 22:56配信

◆アメフト 交流戦 関西学院大31―17慶大(15日、兵庫・王子スタジアム)

 昨季の甲子園ボウル覇者・関学大が、今季初戦で逆転勝ちした。一進一退の攻防が続いたが、21―17で迎えた第4Q8分9秒、新エースQB光藤航哉(3年)が敵陣23ヤードから縦パス。瞬時に慶大ディフェンスを置き去りにして駆け上がったWR小田快人(3年)がエンドゾーンで見事にキャッチ。鮮やかなチーム4本目のタッチダウンを決め、勝利を呼んだ。

 「前半は良くなかったので、後半に何とかしたかった」。小田は滋賀・近江高時代は野球部。3年時の14年夏の甲子園に「2番センター」で出場し、初戦の鳴門(徳島)戦で右中間を破る三塁打を放ち、2盗塁を決めた。その活躍が関学大アメフト部関係者の目に留まり、勧誘されて入部。アメフト選手としては172センチ、73キロと細身だが、当たりの練習では意図的に大柄なチームメートと組んで肉弾戦に慣れた。「盗塁の初速はアメフトにも通じる」。40ヤード(36・58メートル)走4秒7の俊足を、勝負どころで生かした。

 昨年12月の甲子園ボウル・早大戦にも出場。“聖地凱旋”を果たして勝利した。「アメフトは大学の4年間だけと決めている。今年は勝負の年」。小田とホットラインを形成するQB光藤は「足がめちゃめちゃ速く、取れそうもないパスでも取ってくれる」と信頼を寄せる。鳥内秀晃監督(58)は「胸で(パスを)はじいた場面もあった」と手厳しかったが、その言葉も期待の裏返し。野球とアメフトの2種目で甲子園を経験する小田が、今年の関学のキーマンだ。

最終更新:4/15(土) 22:56

スポーツ報知