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世界はぐんまになりました…スマホゲーム「ぐんまのやぼう」制作者の本間和明さん

産経新聞 4/16(日) 13:00配信

【北関東のやぼう・群馬編】

 今、群馬が熱い。「グンマ」が舞台の漫画「お前はまだグンマを知らない」はドラマ化、3月に日本テレビ(関東ローカル)で放送された。初回視聴率5・3%(ビデオリサーチ調べ)、全4話平均3・9%と深夜枠ながら注目を集めた。

 ドラマにも登場したのが、スマートフォン向けの無料ご当地ゲーム「ぐんまのやぼう」だ。ネギやコンニャクなど群馬の農産物を集めポイントを稼ぎ、全国の都道府県や世界の国々まで制圧、「ぐんま」にしてしまう壮大なストーリー。平成24年のリリース以来、140万件を超えるダウンロードを誇る。

 ゲームを作ったのは東京にあるソフト会社「ラッキーゲームス」代表の本間和明さん(32)。

 「ゆるく、簡単に、1~2日もあればできるゲームばかり作っていました」。SNS(ソーシャルネットワークサービス)上で知り合った仲間と意見を交わす中、国盗りのイメージがわき、あの戦国時代が舞台の人気ゲームからも影響を受けた。

 「ゲームリリース後、すぐに『栃木県はぐんまになりました』というのにインパクトがあったようで、想像を超える反応があった」

 本間さんは群馬県吉岡町育ち。小学校の卒業文集に「ゲームを作る人になりたい」と書き、県立前橋西高からゲームクリエーターやプログラマーを養成する都内の専門学校に進学。卒業後出版関係のデザイン制作会社にできたゲーム制作部門で5年半ほど働き、22年7月に独立した。

 「ぐんまのやぼう」はそのゆるいノリがヒット。本間さんは昨年9月に高崎市のIT企業「クライム」がリリースしたご当地ゲーム「真田のやぼう 3D沼田城」の監修もつとめた注目のヒットメーカー。

 「『やぼう』をきっかけに東京のゲーム業界関係者も、群馬に親しみを持つようになった。これがブランド力向上につながるとは決して思わないが、とにかく頭の片隅に群馬を意識してもらうきっかけになってくれればうれしい」と控えめな野望を語った。

(前橋支局 谷内誠)

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 北関東3県に関係し地域の特色を出し日本一、否、世界の頂点を目指す人や事柄を取り上げる。伸びしろはたっぷりある!

最終更新:4/16(日) 13:00

産経新聞