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【日経平均株価】下降トレンドへ突入か-北朝鮮を巡る地政学リスクと円高で

投信1 4/15(土) 16:15配信

日経平均株価は連日安値を更新。地政学リスクも高まる

2017年4月14日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は、前日より91円21銭安の18,335円63銭となりました。3月8日以来となる4日続落で、連日の安値更新です。

地政学的なリスクが高まっており、海外の投資家も積極的な売買を手控えています。米国は6日、シリアのアサド政権への軍事攻撃を行いました。さらに13日には、過激派組織「イスラム国」(IS)掃討に向け、アフガニスタンに大型爆弾を投下しました。

13日の米株式市場では、ダウ工業株30種平均が大幅に下落し、終値は前日比138ドル61セント安の20,453ドル25セントと、およそ2か月ぶりの安値となりました(14日は聖金曜日の祝日で休場)。

米国が大規模爆弾を使用したのは、北朝鮮への威嚇と考えられます。これらに対して北朝鮮は「米国の挑発には屈しない」と強く反発しています。今後の動きはどうなるでしょうか。まずはその北朝鮮です。15日に故金日成主席の生誕記念日を迎えることから、これに合わせて6回目の核実験や弾道ミサイル発射などを行うのではないかと警戒されています。米国が軍事行動を起こせば、アジア全域での地政学リスクが一気に高まります。

また、気になるのは為替の動向です。トランプ大統領が13日「ドルが強すぎる」と発言し、円は一時、1ドル=108円台後半まで上昇しました。14日のニューヨーク外国為替市場では一時、ほぼ5か月ぶりの円高・ドル安水準となる108円55銭まで円が買われました。「有事の円」と呼ばれるように、リスクが高まると、今後さらに円買いがふくらむことになります。

来週はイベントも多く行われます。18日には麻生太郎副総理兼財務相とペンス米副大統領による日米経済対話が、23日にはフランス大統領選の第1回目の投票が行われます。極右政党でユーロ圏からの離脱を公言しているルペン氏が優勢だと伝えられており、その行方が注目されます。

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最終更新:4/15(土) 16:15

投信1